これがポイント!いいエージェントを見極めよう
経費についてエージェントに相談しようとインターネットで検索すれば、いくつものエージェントがヒットします。ではその中からいいエージェントをどうやって選べばいいのでしょうか。見極めにはいくつかのポイントがあります。
アクセス良好でオフィスがきれい
まずチェックしたいのがエージェントのオフィスがある場所です。
都心の主要駅近くにオフィスを構えることができているエージェントは、それだけの資金と信用を得ているエージェントだと考えることができます。主要駅に近ければ、フリーランスが面談のためにオフィスへ行くのも楽です。
次にチェックしたいのがオフィスの中です。清潔感あるオフィスかどうかはとても大事なポイントです。掃除が行き届かず散らかっているなど、オフィスに清潔感がない会社は雑な仕事をしそうな印象を受けます。インターネットからだけでは見えてこない部分ですが、面談の段階での重要なチェックポイントになるでしょう。大切な個人情報を預けることになる相手なので、オフィスやコンサルタントの身なりなどからそのエージェントの社風を感じ取りましょう。面談用の個室を用意しているエージェントなら、安心して相談に集中することができるでしょう。
契約内容に瑕疵担保があるかどうか
契約書の作成時にチェックしたいのが「瑕疵担保」の有無です。
瑕疵担保とは、納品後に見つかった不具合に無償対応もしくは損害賠償を支払うなど、一定の責任を全部負うことです。瑕疵担保が課されるべきは請負契約であり、準委任契約ではないということを覚えておきましょう。
その他、契約解除の条件や損害賠償の限度額など、フリーランスが一方的に不利になりそうな条件が盛り込まれていないかどうかは絶対に確認しましょう。確認を怠ったまま契約を交わしてしまうと、どんなに言い訳しても「契約内容に同意した」とみなされてしまいます。
案件の数や情報の質もチェック
エージェントの格を表しているのが案件の量です。多くの案件を保有しているエージェントは、それだけ多くの企業から信頼されている証拠です。案件についている補足情報の内容にも注目してください。現場を知っているからこそ出せるような情報を提供しているエージェントは仕事熱心です。非公開案件はエージェントに相談すると教えてもらえます。
その他のサービスが充実しているかもチェック
ついつい忘れてしまいがちですが、支払いサイトは最初にチェックしておきましょう。法律では役務が提供されてから60日以内と定められています。いいエージェントは支払いサイトが短めです。フリーランス同士の交流イベントや確定申告のサポートなど、なくても成立するようなサービスがどれだけ充実しているかで、フリーランスに対するエージェントの気持ちを感じることができます。
人気記事一覧
-
フリーランスがエージェントを利用するメリットとは?
フリーランスがエージェントを利用するようになると、本来ならば自分でこなさなければならないはずの営業や交渉の手間を大幅に省くことができます。もっと自由な時間が増えれば、スキルアップや他の仕事を入れる余裕も生まれます。経費についてわからないことがあれば、エージェントに相談することも可能です。エージェントによっては、関係書類を提出するだけで確定申告が完了する税理士サポートを取り入れていることもあります。
詳しく -
経理は毎月締めよう!月末チェックポイント
得意なことを活かしてフリーランスになったはずが、経理の面で苦しんでしまうというのはよくあるケースです。しかし、苦手だからと経理業務を1年分ためこんでしまうと、確定申告の際にさらに苦しむことになってしまいます。日々の処理が難しいなら、少なくとも月末には締めの業務を行って経費関係の書類などをまとめておきましょう。支払い忘れやプライベートの費用と経費が混ざっていないかどうかも月末によく確認しておきましょう。
詳しく -
そもそも経費ってなに?
フリーランスになると、節税対策を強く意識するようになります。少しでも税金を節約するためには、事業にかかる経費をもれなく計上することが大切です。経費について細かく考えていく前に、そもそも経費とはどのようなものなのかについての理解を深めましょう。自分では経費だと思わないようなものが経費になることもあれば、その反対もあります。法人とフリーランスの経費には違いがあるので、混同しないよう注意する必要があります。
詳しく